アレも、コレも、ソレも。はじまりは、京都でした。伝統や歴史など古きよきものを大切にして、新しいものは受け入れないと思われがちですが、そんなことはありません。ほんまにええと認めた「あたらしもん(新しいもの)」なら、いち早く取り入れるのが京都。その気風があるからこそ、この地でさまざまなモノやコトが「日本初」として誕生したのです。
特に明治以降、京都はどんどんあたらしもんに取り組み、日本初を増やしていきました。例えば小学校や博覧会、そして琵琶湖疏水を使った水力発電。その水力発電が、日本初の市街電車を走らせて…近代化を象徴する建物や事業が次々と誕生し、全国へと広がっていったのです。
中でも、「上京第二十七番組小学校」は、日本最初の小学校として明治2年に開校。京の町の人々が、教育への熱意を持って、自らの力で創設したといいます。そして全国に先駆けて、計64もの小学校を次々と建設したのです。
「はじめて」を実現するには、苦労がつきもの。しかし、京都人は「都が東京に移っても、文化の中心は京都」という気概で、苦労を乗り越えたのではないでしょうか。現代にも残るその気風の中、次の「日本初」がいつ誕生するのか楽しみですね。 |