永観堂、嵐山、大原・・・京都の紅葉スポットは数多くあります。この紅葉というのが、京都風情をさらに情緒的に彩っているのですね。その中でも、雄大に、圧倒的なパノラマ感で紅葉を堪能できるのが「保津川下り」です。乗員30人程度の小さな船に乗って、丹波亀岡を出発し一路嵐山へ。保津川をゆっくりと下っていきます。しばらく下ると、その船は緑豊かな自然の景色に包まれていくのです。これが秋の季節なら、その緑の中に紅葉の赤、朱、黄色が混ざり合い、なんともいえない美しさがひろがります。船上で川の流れに身を任せて見る紅葉は、まさに絶景。心の癒しを届けてくれます。と、和やかな気分にばかりなってられないのが保津川下りです。道中にいくつかある激流ポイント。ここを通過するときはちょっとした急流滑り感覚。この迫力もまた、保津川下りの魅力です。
そして見逃してはならないのが、船頭さんの巧みな棹さばき。3人の船員さんがいるのですが、全員の息のあった操縦は見事!。さらに、巧みなのは棹さばきだけではなく、話術(?)も巧みです。ちょっとしたジョークが聞けます。このジョークに笑えるか笑えないかが、この旅が楽しかったかどうかの分かれ道になりますからお気をつけください。旅の終わりの方には売店船なるものもあらわれて、船越しにみたらしだんごや飲み物を買うことができます。いやあ、いたれりつくせりの2時間です。
そうそう、この保津川下り、冬は暖房船となります。雪の日の景色がまた絶景で、予約でいっぱいになるそうです。 |