「桜の花はいつ咲くの?」
日本人なら誰でも答えられますね。はい、春です。ところが、その春の花「桜」が、真冬に咲く場所が京都にはあるんです。
ある本を読んでその事を知り、妙蓮寺というお寺に出かけました。
「桜、ホントに咲いてるのやろか」
と、イソイソとバスに揺られて・・・。堀川寺之内というバス停で降りて、寺之内通を少し西へ歩いた所にそのお寺を発見! しーん、と静まりかえった境内。確かに桜の木は、チラホラと花を咲かせていました。その木の下には女の子が二人。風に揺れるちっちゃな桜をなんとかカメラに収めようと、無言で頑張っていました。キンキンに冷えた空にポツンポツンと花をつけている桜は、それはそれで美しく、かなり満足。
この桜、『御会式桜(おえしきざくら)』という名前で、10月頃から花が開き、4月まで徐々に満開に近づいていくという変わった種類だそうで、たとえば雪の降る日にも花見が楽しめてしまいます。満開の桜の下、だんごに舌鼓みもいいけれど、小雪ちらつく京都の古寺に、女と桜がふたりきり・・・・・絵になるやないですかぁ。
このお寺には他に、十六羅漢石庭や、常時は観られませんが長谷川等伯の襖絵があります。人の少ない冬こそ、ゆっくり京都と向き合えるチャンス! 自分だけの素敵な時間を過ごしに来てください! |