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春には桜、夏には緑、秋には紅葉、冬には雪化粧・・・京都ではそんな四季折々の美しい風景を楽しむことができます。その中でも、冬の風物詩として有名になったのが鴨川のユリカモメ。冬になると、遠く三千キロ北のカムチャッカ半島から日本へ飛来してくるユリカモメは日本の各地に降り立ちますが、京都の鴨川では、この地の美しい風景と相まってなんともいえない情景へと昇華していきます。おすすめは朝もやが残る早朝の時間帯。もともとはこのユリカモメ、京都には来ず、おとなりの滋賀県の琵琶湖に飛来していたものです。しかし、1974年にはじめて京都の鴨川で観測されて以来毎年訪れるようになり、今では京都の冬の風物詩となりました。京都に根付くようになったのは、鴨川での餌付けに成功したからだともいわれています。夜は琵琶湖で過ごし、朝方にエサを求めて鴨川にやってくる。そして夕方になるとまた琵琶湖へ帰っていく。この、琵琶湖へ向かって鴨川を飛び立つ時の「鳥柱」がまた圧巻。北は上賀茂付近から南は七条あたりまでの鴨川に分散していたユリカモメがいっせいに飛び立ち、それぞれの群れが次々と重なり千羽以上となって舞い上がる「鳥柱」もまた、おすすめの風景なのです。 |