春から五月にかけて、京都に訪れる人の数もだんだん多くなってきます。特に京都の桜は「北半球で一番美しいところ」ともいわれるほどの名所。この春、桃色に染まる京都を堪能する方も多いのではないでしょうか。
さて今回は、京都の中心を東西に貫く「御池通」のお話。みなさんはご存じでしょうか。京都とパリは姉妹都市となって45年以上になります。その提携40周年を迎えた1998年以降、パリのシャンゼリゼ通のように京都にもシンボルロードをつくろうという計画が立ち上がりました。そこで白羽の矢がたったのが「御池通」です。片側12メートルという広い歩道をもち、祇園祭や時代祭の巡行路でもあり、地下には地下鉄東西線が通る御池通は、シンボルロードとなるべくここ数年はいろいろな開発が進められています。たとえば、御池通沿いの電柱・電線はすべて地中化され、今では御池通の地上には一本も電柱がありません。さらには「案内板」や「ベンチ」「アート作品」などが次々と設置され、1998年以前には想像もできなかった景観がひろがっています。また、今後沿道に新築される建物の1階部分には店舗設置を義務づけるという条例も制定され、新たな店舗の開店によって街に「にぎわい」を創出する予定です。京都の「シャンゼリゼ」になるべく急激に変化する御池通。京都を訪れるたびに、新しい御池通の魅力に出会えるかもしれません。 |