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京の小話 みやこの風
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2月14日はバレンタインデー、そして3月14日にはホワイトデーもやってきます。そう、この季節は恋の成就、縁の成就を願う日が連なり、デパートなども恋のイベントで盛り上がります。
さて京都で恋愛成就と言えば、真っ先に思い出すのが「地主神社」。清水寺本堂の北にあり、えんむすびの神様として境内には恋を助ける様々な名所があります。
まず有名なのが「恋占い石」。ひざの高さほどの2つの石の間を、片方の石から反対側の石へ向かって目を閉じて歩き、無事たどり着けると恋の願いがかなうといわれています。およそ10メートルの直線上をまっずぐに歩くのは一見簡単そうですが、目を閉じて歩くとなると案外難しいもの。アドバイスを受けても、たどり着けさえすれば、人の助けを借りて恋が成就できるそうなので、友達と一緒に挑戦するのもいいかもしれません。
また、銅鑼(どら)の音祈願という良縁達成祈願もあります。祠にまつられた銅鑼を三度打つと、その心地よい響きが神様に伝わり良縁がいただけるとか。良縁と家庭円満を祈願する「地主祭り」は、お祓いや宮司さんからのお話の後、「開運こづち」ももらえるという月に一度のお祭りです。
そして、多彩を誇る縁結びのお守りも楽しみのひとつ。ひとくちに「縁結び」といっても「誰かに好きになってほしい」「本当の好きな人に出会いたい」「今の彼ともっと幸せになりたい」と細かい願望をかなえるお守りがあり、その人の気持ちに応じた御利益をいただけそうです。
特に若者に人気がある地主神社ですが、その起源はあまりに古すぎてわからないのだとか。江戸時代、老若男女がこぞって挑戦したといういわれも残る「恋占い石」は、なんと縄文時代の石だそうです。いつの時代も恋愛は、人々の話題の中心。もしかしたら大昔、縄文人もこの石を良縁祈願として崇めていたのかもしれませんね。

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