春のはじめというと、新春よりも立春のほうがピンとくるとおっしゃる方も多いと思うのですが、昔の立春は新年とされ、節分は新年の前日の大晦日に行われていました。
京都の節分は、「北東の吉田神社」・「南西の壬生寺」・「南東の伏見稲荷大社」・「北西の北野天満宮」の4つを巡る四方参り(よもまいり)が風習となっています。この4つは鬼門の方角にあるので、恵方(えほう)の方角が毎年どこになっても厄払いができるとされてきました。その中でも京都御所の表鬼門の吉田神社と裏鬼門の壬生寺は、毎年多くの人が訪れ賑わいを見せる参詣スポットです。
また、それぞれの神社では、豆まき以外の独自の催しものが行われています。たとえば、吉田神社で行なわれる「追儺式(ついなしき)」。多くの童子を率いて疫病を追い払う「方相氏(ほうそうし)」が、赤・青・黄色の暴れる鬼を追い払うという儀式です。また、壬生寺では無言劇の伝承芸能「壬生狂言」が行なわれます。
節分といえば2月3日ですが、京都の節分祭りは寺院や神社によっては何日か行なわれているところもありますので、いくつかまわられてみてはいかがですか。同じ節分祭でも、違った楽しみ方ができますよ。 |